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ときどき日記 12


2020/11/20 カラーネガフィルム発色現像液

兵庫真ん中

海外コダックが2021年初めにも15%ほど値上げされるという噂があって、本当なんだろうかっと思っている今日この頃です。
それとは関係ないですけど、コダックカラーネガフィルムとカラーネガフィルム用発色現像液を購入したところです。フィルムは単に135(35mm)フィルムのカラーネガ のストックが減ってきていたので購入したのです。発色現像液に関してはDiary(2018.07.24)に記述している通り、 Unicolorのカラーフィルム現像キットを使用しててまだしばらくはストック分で大丈夫なんですけど、海外通販の薬品規制がきつくなって日本からでは購入できなく なってきているのです。別メーカーのであれば購入できる海外サイトはありますが、これを機会に日本国内で購入できるミニラボ用の発色現像液に次から切り替えよう と思ったのです。購入したのは、オリエンタルカラーCNL-N1Rというカラーネガフィルム用の発色現像補充液で、内容量10リットルを5リットルx2の小分けしている ために使いやすいだろうと思って決めたのです。
カラーネガフィルム現像は、発色現像・漂白定着(あるいは発色現像・漂白・定着)の作業工程があり、今回は発色現像液だけにしました。それというのも、定着液は モノクロ用定着液を流用する予定(もちろんモノクロとカラーでは使用液は別にする)で、漂白液は大量に鉄キレート剤のストックがあるためにブロムカリと酢酸(又 はクエン酸)を使って調合するつもりなのです。それに伴って、工程も以前やっていた発色現像・漂白・定着の3工程に戻そうと思っています。
日頃撮影したものをいつも同じ調子で最終プリントにしたいと思ってるんですが、こと消耗品についてはニッチなフィルム市場では時折変えざるを得なくなることが あるんですよね。まぁ仕方ないですね...



2020/11/07 フィルタの脱着2

ダム湖

先日のDiary(2020.08.31)で書いているように、私はフィルタを素早く脱着出来るアダプタを昔からさりげなく 探しておりましたが、その後に販売されたアダプタに興味がわいて1枚買ってみました。
それは、KANIフィルター クイックリングという製品名のものです。どのような構造かというと、金属製素抜けのフィルタ環に本来ネジ山があるところに合成樹脂 環が接着されているもので、そのアダプタにフィルタを装着した後はレンズ側に押付ければ装着できるというものです。押付けたり引張る作業だけで脱着ができて 、ネジによる回す作業が不要となるわけです。この製品の購入理由は一つあって、アダプタ厚がフィルタ1枚分よりも少し薄いぐらいで済むということで、手持ち の広角レンズに装着してもケラれ無いかもと思ったわけなんです。
さっそく部屋の中で、よく使用する広角レンズにアダプタとフィルタを装着して、カメラ裏蓋を開けてトレーシングペーパーをあててバルブシャッターで確認して みたところケラれることもなく充分使えそうです。予めアダプタにフィルタを装着させておくと、撮影時のフィルタ脱着が短時間でスムーズに行うことができます ね。
以上の容易にする長所がある製品ですけど、その代わりに短所もあります。このアダプタはネジ山による噛み合わせではなく合成樹脂の押し付けで装着するもので すから、力が加わると外れやすいということです(落下防止のストラップも一緒に付いている)。外しやすいということで、フィルタネジで装着するレンズフードは 使えないということになるでしょう。また合成樹脂部は使用経過で弱くなるそうで、メーカーではその合成樹脂部を別売する予定のようです。
私はこのアダプタを限定的に使用するつもりで、三脚使用での中判カメラの赤外(IR)フィルタ用として買ったわけなんです。ほぼ順光で撮ることの多い赤外フィル ム使用ならレンズフード不要のことが多くて、また三脚使用では不用心な衝撃で外れることもないわけです。他のフィルムでは今まで通りのネジ回転でのフィルタ を使用するつもりですけど、1種類のフィルムだけでもフィルタ操作が容易になるのは大いに助かります。
アダプタはフィルタを付けたままにするつもりで、その格納のために分厚いタイプのマルミのフィルタケースを買って用意しました。
あとは実践で試すだけですね...



2020/10/25 映画用カラーネガフィルム

北海道

海外通販のFreestyleは時に面白いフィルム関係のメールをくれることがあります。先日のメールではフィルムカメラで使う映画用フィルムの現像液の紹介があ りました。
一般的に使用しているカラーネガフィルムはC41現像処方で、映画用カラーネガフィルムはECN-2現像処方なのです。映画用カラーネガフィルムをC41処方でも処 理はできるのですけど、溶液が汚れてしまうために現像所などでは受け付けていないと思います。少し前に中国で詰め替えられたカラーネガフィルムが日本でも 安く出回った時に、中身が映画用カラーネガフィルムであったために問題になったこともありました。
その映画用カラーネガフィルムECN-2処方が、自宅で出来る現像キットで販売しているよというメールだったわけです。QWD ECN-2 Home Processing Kitというも ので、個人使用でのECN-2現像キットって初めて知りました。1リットルでフィルム16本ほど処理できて、普通のC41処方の倍ぐらいの本数を処理できるようです。 処理手順としては汚れ(remjet)を除くために前浴用の処理薬が追加されていて水洗処理多めで最終水洗後に軽く拭き取りした方が良いという所が異なりますが、 その他手順はC41処方とあまり変わりらないですね。また映画用カラーネガフィルム専用現像キットなので本来の色が再現されると記述されています。
昔、コダックの映画用カラーネガフィルムのVision2は少し短い長巻フィルムで販売されていて、私は自家フィルム現像なので汚れは気にせずに少し使ったこと がありました。そのコダックの映画用カラーネガフィルムも今はVision3になっているようで、上記現像キットのメーカーが詰め替えた36枚撮りフィルムとして デイライト用2種とタングステン用2種のフィルムが販売されています。映画用なので135(35mm)フィルムのみで、120(ブローニー)フィルムはないです。
これら現像キットやコダックVision3から詰め替えたフィルムは、
https://quietweredreaming.com/
で製造されていて、販社のFreestyleでは、
https://www.freestylephoto.biz/search?q=qwd
で購入することができます。
お勧めしているわけではありませんが、一風変わった映画用カラーネガフィルムで撮って自家フィルム現像されたい方は、チェックしてみるのも良いんじゃない でしょうか?
このように書いてる私はというと、今のところ試す予定はないですけどね...



2020/10/13 GoTo

九州

毎年の恒例で2週間ほど北海道に行ってきました。本当は今年は東北地方にしようと思っていたのですけど、昨今の情勢を考えて密が少ない北海道にしたのです。 もっとも、観光地は寄らないし都市部は通過するだけで人の居ない所で撮っていたので、心配する必要もないんですけどね。
北海道へはフェリーを利用して福井県敦賀港と北海道東苫小牧港を往復しましたけど、フェリー乗船はGoToトラベル対象となって恩恵が受けられるのです。北海道 では車で長距離走るためにガソリン代に換算すると半分くらいは足しになったようで結構大きかったです。GoToの影響なのかこの時期としては例年ぐらいの乗船客 がいました。ただ、いつも季節外れの今の時期を選ぶことが多くてフェリー乗客も高齢者ばかりが常でしたけど、今回は中高年ぐらいの年齢の人が多かったですね。
その北海道は今年は暖かくて夜も氷点下には程遠い状態で、紅葉もいつもより芳しくなくてあまり奇麗にならずに終わるような年になるんじゃないでしょうか。 あちこち移動したわけですけど、よく廃線跡を見かけるんですよね。日高線の一部も数年前の災害で酷い状態で廃線濃厚のようで、かたや近くで高速道路の大きな 橋脚が建設中であったりします。鉄道から高速道路への切り替えが急速に進んでいるようです。
今回思ったより多く撮れなかったですけど、しばらくはフィルム現像と暗室プリントを行うことになるでしょう。あまり撮影の手応えが無かったのが気になります けど...